OFUKUは「お福」
神代の昔、天の岩戸を開き世に光を戻した、アメノウズメが「お福」の起源。
ふと気づくと、お福は道化となり人を笑わせます。
自分のことは、後回し。OFUKUは、まわりから笑われるようにふるまいます。
江戸時代の明暦の大火で母と生き別れたOFUKUは、母の最期のことば、
「生きて、必ず会える、その時まで生きて」その声を頼りに、400年近くたった
今でも生き続けているのです。
一番辛いはずのOFUKUの口癖は、「生きていればこそ。そう願えばそうなる」
長生きしすぎているので、見るとその人の心の中まで感じてしまう。
OFUKUは強引に友達になって、笑わせる。
母に会うために生き続けているOFUKU、
終わりの無い人生を生き続けてくOFUKUは、
不老不死のようになってしまったOFUKUは、誰よりも哀しい。
たった一人、深く重い深海の中にいる。
OFUKUは、仏教にある「自利・利他」を生きています。
脚本・監督 阿久津五代子
CAST
OFUKU
長谷川 高士
David
デビット
EMA
藍杏
Catherine
デビー・ウィテカー
永井料理長
永井 康太
女将
有山 さわ
赤井
斉藤 桃子
Young Catherine
コラリー
STAFF
監督・脚本・演出 阿久津五代子
撮影・編集 西川洋人
音楽・MA・デザイン 藤井和幸
撮影編集アシスタント:和田 勇巳
撮影編集アシスタント:池上 敬司
撮影:金子 元気
愛媛県CN:本田 幸子
西条市だんじり祭りCN:本田 明
Coord (LA):河野 洋
翻訳英語:立石 照
翻訳スペイン語:エリック
ピアノ演奏:三浦 コウ
ピアノ演奏:立石 照
ヴァイオリン演奏:崔 竜
Production cooperation